図書館たほいやとは?
ABOUT
図書館に所蔵されている辞書や辞典を使った言葉遊びゲーム。
<基本的な流れ>
1、辞書や辞典を用意する
2、司会進行の人が、その中から誰も知らないような単語(お題)をひとつ選ぶ
3、その単語(お題)を全員に発表する(どんな意味かは言いません)
4、司会進行は、その単語の正しい意味を回答用紙に書く(正しい意味を知っているのは司会進行の人だけ)
5、他の参加者(4人)は、その単語のウソの意味をいかにも辞典に載っているような文章で回答用紙に書く
6、司会進行の人が全員分の紙を集めて、適当な順番で読み上げる
7、どれが本当の意味か当てる
※リーフレットはこちらからダウンロードできます。
通常は4~5人程度で遊びますが、イベント形式にして大人数で遊ぶことも出来ます。
元々は、欧米のゲームで「フィクショナリー」や「ディクショナリー」と呼ばれており、日本だと30年ほど前にフジテレビの深夜番組で「たほいや」という名前で遊ばれていました。
2018年、日本大学芸術学部の学生がそんな元々のゲームからいくつかのルールを改変し、図書館での実施がしやすいようアレンジをしたものが、この「図書館たほいや」です。
図書館の資料を使える、普段は使わないような色々な辞典・辞書で遊べる、辞書をモチーフにした本(『舟を編む』『学校では教えてくれない!国語辞典の遊び方』など)や、言葉に関する本の紹介など、図書館と大変相性が良いゲームです。
図書館たほいや普及委員会
member
図書館たほいやを普及すべく結成された有志団体。
大学時代に「図書館たほいや」を考案した名倉を筆頭に、あちこちで「図書館たほいや」を実践するゲーム司書の高倉と、その高倉のゲーム友達で、国語教育の専門家である石田の3人により結成された、なんか、こう、アベンジャーズ的な団体。
年齢も専門も住んでいる所もバラバラだが、『「図書館たほいや」めちゃくちゃ面白くて図書館向きだから、みんなに遊んでもらいたい!!』という気持ちで繋がっている。
高倉暁大
普及委員会の切り込み隊長
大学図書館に勤めつつ、各地の図書館でゲーム(デジタルゲーム、VR,ボードゲーム、TRPGなど)を使った読書推進を行っている司書。
「図書館たほいや」の実践派で、熊本大津北中学校・熊本おおづ図書館・熊本益城町図書館・福岡博多工業高校での開催経験有り。
格闘技の愛好家でもあり、ブラジリアン柔術とテコンドーは青帯。
主な著作に『図書館とゲーム』(日本図書館協会)
スプラは永遠のB帯、ゲームおじさん。
石田喜美
風紀委員
横浜国立大学教育学部・准教授。仕事は、「国語と遊ぶこと」(同僚談)。国語教育や読書教育をゲームでもっと面白く、プレイフルなものにできないか日々画策している。
「図書館たほいや」を、横須賀市の中学校(国語)教員を対象とした研修会にて実施する他、「常磐大学(TOKIWA)ゲーミフィケーション研究会」のメンバーとして、「Libardry」の開発・普及にいそしむ。
「図書館たほいや普及委員会」では、風紀委員としてメンバー全体の規律を正すことと、過労死防止に努めます!
主な著作(翻訳書)に、アンドリュー・バーン『19歳までのメディア・リテラシー:国語科ではぐくむ読む・書く・創る』(2019年、ratik。こちらのサイトより無料ダウンロード可→ https://ratik.org/8901/907438296/ )その他、ゲーム関係の論文をいくつか書いておりますので、気になる方は、「研究業績」を見てみてください。
ブログ→kimilab.hateblo.jp
研究業績→ http://er-web.jmk.ynu.ac.jp/html/ISHIDA_Kimi/ja.html
TOKIWAゲーミフィケーション研究会→http://libardry.blogspot.com/
実施事例報告
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