図書館たほいや普及委員会では、図書館総合展2020(オンライン開催)で、2つの企画を実施しました。
1つは、11月13日に開催した「図書館たほいやプレイ体験会」(Youtubeでアーカイブ動画も公開中です)。
そしてもう1つは、11月24日に開催した「中学生による『図書館たほいやパンフレット』公開審査会」です。
すでに、「図書館たほいや」サイトの「ダウンロード」ページで、審査会にて公式採用されたパンフレットが公開されています。
文化庁・自由利用マーク「コピーOK」の条件で、ご活用いただけますので、ぜひ、いろいろな方に、さまざまな場面でご活用いただければ、と思います。
さて、今回の公開審査会では、中学生から4つの「『図書館たほいや』公式パンフレット」案が示され、そのなかで、小關芽生さん(横浜国立大学教育学部附属横浜中学校・当時)によって提案された「第3案」が採用されました!
しかし…
事前に行われた「人気投票」で、圧倒的人気をほこっていた「第1案」(制作者:早野薫)。
「現在公開されている公式パンフレットを補足するための資料としてはこれでしょ!」という声のあがった「第2案」(制作者:乙部美咲)。
公開審査会のなかで「中学生に向けたパンフレットとしては、これが良いのでは…」という議論のあった「第4案」(制作者:林弘泰)。
…公開審査会では、惜しくも「採用」とならなかったけれど、公開審査会をご覧になったかたのなかでも、「自分は、公式採用のものでなくて“コレ”がほしかったのに…!」と思われている方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
そのような皆さんの声にお応えし、中学生の皆さんにもご協力・ご承諾を得て、公式採用のものと同様、文化庁・自由利用マーク「コピーOK」の条件で、他の3案も、皆さんにダウンロード&ご活用いただけるようにいたしました。
まずは、圧倒的人気を誇っていただ第1案。
制作者は、早野薫さん(横浜国立大学附属横浜中学校・当時)です。
やはり、印象的なキャッチコピーとすてきな画像に目を奪われますね。
次に、限られた紙面のなかに、至れり尽くせりの情報が盛り込まれた第2案。
制作者は、乙部美咲さん(横浜国立大学教育学部附属横浜中学校・当時)です。
はじめて「図書館たほいやを、やってみようかな」と思われる方、「図書館たほいやについて、他のだれかに説明したい」と
いう方には、むちゃくちゃ便利なリーフレットです。
そして、最後に、「中学生(や高校生)に渡すとしたら、これでしょう!」と言われていた第4案。
制作者は、林弘泰(横浜国立大学教育学部附属横浜中学校)さんです。
「いらすとや」を駆使したマンガのような構成で、「図書館たほいや」のゲームに誘われて実際にプレイしているかのような疑似体験ができる(!)という、すごいコンセプトのリーフレットです。
あらためて、これらの案を見てみると、「このパンフレットは、こういうときに使いたいな…」とか、いろいろなシーンでの活用場面が浮かび上がってきています。
きっと皆さんそれぞれに、「こういう人たちに、こういう情報を届けたい!」というヴィジョンを明確にして作ってくださったんでしょうね。
中学生の皆さん作ってくださったパンフレットが、より多くの人たちに届きますように!
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