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執筆者の写真kimilab

「辞書で広がる言葉と読書~辞書を使ったゲーム~」@図書館総合展レポートその2

大変遅くなりましたが、第21回図書館総合展・「図書館とゲーム部」ブース内で2日目のイベントとして開催された「辞書で広がる言葉と読書~辞書を使ったゲーム~」のレポート第2弾です。

本企画では、「レポートその1」で紹介した図書館たほいや体験会といっしょに、ピグフォンのお二人による『コレハヤ辞典』体験会」も開催されました。



コレハヤ辞典」は、プレイヤー全員が、2人1組で辞書を編纂する「編集部」になりながら、オノマトペ的な「新語」をつくったのち、それを他の「編集部」に当ててもらいながら、どんどんみんなで「新語」を作っていくゲーム。 ピグフォンblogの「コレハヤ辞典」の記事紹介で、「まだ発見されていない新語を人々の意識の奥から 掬い取る画期的な仕組み」と紹介されているとおり、もはや、ただ楽しいだけの「ゲーム」であることを超えて、みんなで言葉そのものをプレイしながら、言葉の文化そのものに関わり、創造していくようなそんなパワーを感じるツールです。


当日は、6名の方にプレイ体験会にご参加いただいたのですが、さすがは「図書館総合展」に集まる皆さん(!)というだけあって、プレイ体験会が終わったあとも話が盛り上がり、午後3時近くまで、ひとつのテーブルを囲んで皆さんが話をしたり、(なぜか)「図書館たほいや」プレイ体験をされていた姿が印象的でした。


そんなわけで「コレハヤ」ルールにより、現在わたしがもっている「コレハヤ辞典」の歴代1位が「りみりみ」に入れ替わる!という歴史的な(?)プレイ体験会になったのでした。


プレイ体験会の後に続いた、皆さんのお話の中では、「辞書の編纂者となって「新語」をつくりあうという活動そのものが、図書館と相性が良い」という話や、「『コレハヤ辞典』の装丁が辞書っぽいので、図書館に置いておいても違和感がない(笑)」というような話が出ていました。

「コレハヤ辞典」プレイ体験会の最中にも、いろいろな方が関心を寄せてブースにきてくださり、プレイの様子をみながら「これはどこで入手できるのか」と質問されたりもして、あらためて、図書館総合展でこのプレイ体験会を開催できてよかった!と思いました。

突然のお願いにもかかわらず、こころよく、図書館総合展にきてくださったピグフォンのお二人には心から感謝しております。 これを機会にまた、図書館たほいや普及委員会とのコラボレーションで、何か「辞書であそぶ」関係のイベントができたらいいなぁ…!と妄想を膨らませております。

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